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万陽だより

信仰と自然と人間味にあふれた奈良の地で、元気に活動に励んでいる会員の皆さんの、さまざまな活動の様子や、日々の感動をお伝えしていきます。

活動紹介

教会の行事や、青年部、婦人部、壮年部等の各活動、支部でのふれあいや地域との交流などを紹介します。

感謝のバトン

日々の活動のなかで感じた気づき、ふれあいを通していただけた喜びの一端をご紹介します。

5月の風景

2025.6.18

 
5月の風景。
談山神社の新緑です。

5月 支部長コラム

2025.6.18

佼成5月号 「父母あればこそを」を拝読させ頂き
亡き母に想いを馳せました。

母は早くに大百姓に嫁ぎ、朝早くから家事・農作業と忙
しく働いていました。祖父は早くに嫁を亡くし村一番の
頑固者、それに加え曾祖母 父の兄妹と大家族を切り盛
りしていました。

農作業は父とではなくいつも祖父と一緒でした。
理不尽なことを言われても、自分を抑え言われた通りに
している母がどうしても理解できません。
「そんな生き方はおかしい」と何かにつけて、
反発ばかりしていました。
母はよく「順はおくり」、
人にやさしくするとやさしさが戻ってくる
悪いことをすると
それ以上に返ってくる
自分のこころ一つと話してくれました。

嫁ぎ家庭をもち、祖父との農作業は早くに嫁を
亡くした祖父が寂しがらないように
又 自分を抑え我慢していると見えていたことは
家庭がおさまるよう、大きな慈悲心で
受け入れて下さっていたのだと分らせて頂きました。
母の生き方は法華経そのもの
法華経を学ぶことは母の言葉と姿から
かみしめのようでした。
今 改めて尊敬と感謝を思わせていただきます。

会長先生は「父母の縁によって生まれた私たちは、
単に親に尽くすとか感謝の贈り物をす
ることだけにとどまらない見方
『大いなるいのち』の流れの中で受けとめることが大切」
と教えて下さっています。
サンガの皆さん家族と仲良く
人さまの幸せを願い良いご縁にならせていただく。
父母あればこそいただいたいのち、
その思いをかみしめながら支部の皆さまと共に精進
させていただきます。

合掌

桜井支部長 川畑浩子

 

4月 講演会

2025.5.13

   
4月23日、政治講演会が行われました。
白しんくん氏が来道されご講演くださいました。

沢山の質問があがり
生活に身近なことに対して丁寧に、的確に
教えてくださり、とてもありがたかったです。
白さんのお人柄が感じられる時間でした。

 

4月 降誕会

2025.5.13

    
4月6日、降誕会の式典が行われました。

今年の降誕会に姪っ子二人と息子が式典に参加
させて頂きました。
姪っ子二人は、喜びの発表が初めてだったので
涙を流しながら緊張していましたが、発表後
「緊張してたけど、出てよかった。」
と笑顔で言っていました。
私の息子も家に帰ってから
「今日はすごく教会楽しかったね。」
と言ってくれました。
今まで口数が少なく、感想など言うこともなかった
息子が楽しそうに私や主人に言ってくれたのが
すごく嬉しかったです。
そして、また別日に私のお役の為に息子に
早起きをしてもらい、教会に行く準備をしていたら、
息子が主人に
「今からぼくは、教会に行ってくるわ。お父さん行ってきます。」
と言っている姿を見て、そんなことが言えるように
なったんだなと成長した息子を見て
すごく有り難い気持ちになりました。
教会のお役を通して、感謝の気持ちを忘れず、
これからも親子で精進していきたいと思います。

吉野支部  Oさん

4月の風景

2025.5.13

 
奈良県桜井市金屋海石為榴市(つばいち)
仏教伝道の地の桜です。

4月 支部長コラム

2025.5.13



私には三人の兄がいます。
三月の末に真ん中の兄が突然亡くなりました。
数年前に離婚をして子供たちとも離れ
一人生まれ故郷に戻って誰にも看取られることなく
寂しい孤独死でした。
18歳で田舎から大阪へ出て就職、
結婚と生き抜いてきた兄の人生は
いったい何だったんだろう?と思うと
私は心が深く沈んでいき辛い悲しい気持ちになります。
兄はまだ20歳にも満たない若い柔らかい素直な心を
持ち合わせていた頃に社会党の思想に触れ労働組合の
運動を通して社会に役立つ生き方を探していました。
たまに実家に帰った時には主任として
人さまのために一生懸命に功徳を積んでいた母とは
意見が合わず2人でしばしば激論を交わしていたのをおぼえています。
佼成四月号を読ませて頂き
信仰の基本中の基本は自分の命の尊さと
人間として生まれた有り難さを知ることと教えて頂きました。
生き方は違うかもしれないけど
兄は兄なりに労働者やその家族の幸せのために
生きてきたのかもしれないと少しずつ思えるようになりました。
私は両親、サンガのおかげさまでこの教えに出会い、
生老病死などこの世の真理(無常と無我)を見据え
ありのままを素直に受け入れて他者と調和していくのが
真実の人間の生き方です。
と教えて頂いていることに改めて感謝させて頂きます。
兄がいなかったら今私はこうして尊い命を頂いていません。
兄はいろいろと辛い苦しい人生だったかもしれませんが
精いっぱい生きて来たんだ!!と
兄の人生を思いやり温かい気持ちで供養をさせて頂きます。
ありがとうございました。

合掌
西大和支部長 吉田祐子

 

3月 春季彼岸会

2025.5.13

    
 

3月20日、奈良教会では奈良支部が
春季彼岸会を行いました。

教会長さんよりご法話を頂き、
「親孝行に手遅れはない」
と教えて頂き、改めて先祖供養の
大切さを感じさせていただきました。

3月 創立記念日

2025.5.13

  
3月5日、創立記念日の式典が行われました。

創立記念日の佳き日に役員表彰を頂き
ありがとうございました。
無我夢中で過ごさせていただいた年月は
歴代の教会長さんはじめすべての会員さんの
おかげさまです。私の生きる世界を広げて
くださった仏さまの教え、サンガの仲間
どれをとっても感謝しかありません。

吉野支部  Mさん

3月 支部長コラム

2025.3.25

実家の母の難病が進み私宅で暮らすようになって3年になります。
先月の始めに体調を崩し、歩行困難となり
母の傍から離れられなくなりました。
教会長さんにお通ししますと、
支部の事は皆さんにお願いして、
親孝行を精一杯させて頂くように
とお言葉を頂きました。
安心して母の介護させて頂く中で、
2年前、転入されて、最近連絡が取れないと
主任さんが心配している婦人部さんの事を
ふと思い出し電話をしました。

久しぶりに電話が繋がり、変わらぬ元気な声に安心しました。
「今私は動けないんだけど、ドライブがてら
私宅まで顔見せに来てくれないかなぁ?」と
思わず言ってしまいました。快く「行きますよ❢」
と返事を頂き片道1時間かかる中、来てくれました。
話しを聞く中で以前の教会でお役をされていたんだからと
転入早々から婦人部のお役に押し出し、
その後なんのかみしめもしない慈悲のなかった自分がみえてきました。
慣れない教会でどれ程心細かったか。
寄り添う事もできてなかった自分を内省しました。
「今日は久しぶりにサンガと話せて嬉しかった」と
私宅で行う年回供養には又来ます❢と元気に帰って行きました。

以前、教会長さんより身の置く所で最大限の努力を尽くす。
と教えて頂いた事が心にあり、婦人部さんと繋がることができ、
たくさんの気づきを頂けました。
家を空けれない私に婦人部さんという仏を使って
私を喜ばせてくださっているようで
仏さまのはからいがありがたくなりました。

佼成3月号に、多少の不便、不足や手間暇も
「おかげさま」の心があれば喜びをもって受け入れられる。
と教えて頂きました。
これから先、どのように変化していくかわかりませんが
「おかげさま」と受け入れていける私になれるように精進して参ります。

合掌

奈良支部長 川西康予

 

 

 

3月の風景

2025.3.25


東大寺お水取り     行基菩薩の前で

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