
立正佼成会は法華三部経を所依の経典とする在家仏教教団です。
奈良県を包括地域とする奈良教会では、天地自然を敬い、神仏を尊び、人の和を貴ぶ古都奈良の地において、地域との交流を大切にしながら、明るく、あたたかく、やさしい人間になることを目指し、日々信仰活動に励んでいます。
そして奈良教会は、地域に根ざす諸宗教との対話を重視した宗教協力や「一食を捧げる運動」を中心とする平和活動にも取り組んでいます。

今年も一年を振り返る時期となりました。
会長先生の「日々 何事にも感謝」のお言葉を
こころにさせていただく一年でした。
冬支度する何気ないことに幸せを感じたり
一人暮らしの方を心底心配し
お手どりに向かったりと、
人さまのために動き心豊かに
過ごさせていただいていることに感謝です。
また、学生部の子ども達が教会に集まり、
勉強会を通して学びご縁を深める姿に、
斉家を感じ有難く思いました。
先日、娘夫婦二組と家族でバーベキューをしました。
娘たちは「お母さん色々し過ぎそんなの望んでないよ」と言い
「みんなが喜んでくれるようにと思って」と答えると
「誰かのためになんて思わないわ」とかえってきました。
二人は自分のことだけなのかと思うと切なさと怒りがこみ上げ、
呼びかけにも無言で無視し続けてしまいました。
思えば私の身体を心配してのいたわりの言葉だったと、
思い返し、その後はお詫びをしてから切なかったことなど伝えました。
お互いの思いを出し合う中で共に反省と学びをいただき、
分かり合えた後はお互いの心温かくなる時間をいただきました。
ご法のお陰さまで精進させていただいていたつもりでしたが、
ちょっとした縁で我が出てしまう自分の足らなさも教えていただきました。
今月佼成では「斉家」を大事に、
家庭という細胞が健全であることが
世界の平和につながっていくとお示し下さっています。
教会・支部も大きな家庭家族 一人ひとりが幸せを感じながら
手を取り合いつながりあい、家庭・次世代の良き「苗代」と
なるように精進させていただきます。
合掌
桜井支部長 川畑浩子
日頃生活する中で私は時として自己中心になったり、
わがままな自分が出たりすることがあります。
でも仏さまの教えを実践しようと心がけている自分自身もいます。
先日こんなことがありました。
同じマンションに住んでいるAさんから電話があり、
ご主人の体調が悪くて病院に行きたいけど
タクシーには予約を断られ、
近くの親戚にはあいにく都合が悪いと言われ、
子供たちは遠くで当てにならない。
そこで思いついたのが私だったらしく
ご主人を病院へ送ってもらいたいとのお願いでした。
私は何の躊躇も無く「わかりました!」 と
時間と待ち合わせの場所を決めて
すぐに病院へ送ってあげました。
思いがけずこんな縁に会うと
おせっかいな面も手伝って何かしてあげなくては、、、、
とすぐに行動出来ました。有り難いことです。
Aさんからはびっくりするくらい喜んで頂き
こちらが恐縮するくらい何度もお礼を言って頂きました。
そんな時に私を思い出して頂けたことが
何よりも有り難いなと思いました。
11月号の佼成の会長先生のご法話に
「自分が生きていることがそのまま人さまへの
布施になるような人生を送りたい」と開祖さまのお言葉があります。
私たちは本当に偉大なお師匠さまを頂いています。
そのお師匠さまに蟻の一歩でも近づけるよう
これからも人さまに喜んで頂けるような私になりたいです。
西大和支部長 吉田祐子
11月24日、壮年部、青年部合同の
バーベキューが行われました。
総勢23人の部員さんたちが参加されました。
久々の集いで、おいしいバーベキューを頂き、
皆さん会話も弾み、心もお腹も満たされました。
教会長さんや、支部長さんも参加してくださり、
楽しい話し声が方々から聞こえ、皆さまの笑顔が
光っておられました。
11月15日、七五三参りが行われました。
4名の豆菩薩さんたちが、ご家族と参拝されました。
初めての婦人部さんが参加されたり、
ご家族の方も大変喜んでおられました。
支部の方も大勢参加して下さり、温かい雰囲気で、
式典が行われ、式典が終わると、子供たちはみんなで道場をかけまわり、
教会に元気な声が響き渡りました。
11月の奈良教会からの紅葉の写真です。