日頃生活する中で私は時として自己中心になったり、
わがままな自分が出たりすることがあります。
でも仏さまの教えを実践しようと心がけている自分自身もいます。
先日こんなことがありました。
同じマンションに住んでいるAさんから電話があり、
ご主人の体調が悪くて病院に行きたいけど
タクシーには予約を断られ、
近くの親戚にはあいにく都合が悪いと言われ、
子供たちは遠くで当てにならない。
そこで思いついたのが私だったらしく
ご主人を病院へ送ってもらいたいとのお願いでした。
私は何の躊躇も無く「わかりました!」 と
時間と待ち合わせの場所を決めて
すぐに病院へ送ってあげました。
思いがけずこんな縁に会うと
おせっかいな面も手伝って何かしてあげなくては、、、、
とすぐに行動出来ました。有り難いことです。
Aさんからはびっくりするくらい喜んで頂き
こちらが恐縮するくらい何度もお礼を言って頂きました。
そんな時に私を思い出して頂けたことが
何よりも有り難いなと思いました。
11月号の佼成の会長先生のご法話に
「自分が生きていることがそのまま人さまへの
布施になるような人生を送りたい」と開祖さまのお言葉があります。
私たちは本当に偉大なお師匠さまを頂いています。
そのお師匠さまに蟻の一歩でも近づけるよう
これからも人さまに喜んで頂けるような私になりたいです。
西大和支部長 吉田祐子
万陽だより
11月 支部長コラム
2025.12.18
