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万陽だより

信仰と自然と人間味にあふれた奈良の地で、元気に活動に励んでいる会員の皆さんの、さまざまな活動の様子や、日々の感動をお伝えしていきます。

12月 支部長コラム

2025.12.18



今年も一年を振り返る時期となりました。

会長先生の「日々 何事にも感謝」のお言葉を
こころにさせていただく一年でした。
冬支度する何気ないことに幸せを感じたり
一人暮らしの方を心底心配し
お手どりに向かったりと、
人さまのために動き心豊かに
過ごさせていただいていることに感謝です。
また、学生部の子ども達が教会に集まり、
勉強会を通して学びご縁を深める姿に、
斉家を感じ有難く思いました。

先日、娘夫婦二組と家族でバーベキューをしました。
娘たちは「お母さん色々し過ぎそんなの望んでないよ」と言い
「みんなが喜んでくれるようにと思って」と答えると
「誰かのためになんて思わないわ」とかえってきました。
二人は自分のことだけなのかと思うと切なさと怒りがこみ上げ、
呼びかけにも無言で無視し続けてしまいました。
思えば私の身体を心配してのいたわりの言葉だったと、
思い返し、その後はお詫びをしてから切なかったことなど伝えました。
お互いの思いを出し合う中で共に反省と学びをいただき、
分かり合えた後はお互いの心温かくなる時間をいただきました。
ご法のお陰さまで精進させていただいていたつもりでしたが、
ちょっとした縁で我が出てしまう自分の足らなさも教えていただきました。
今月佼成では「斉家」を大事に、
家庭という細胞が健全であることが
世界の平和につながっていくとお示し下さっています。
教会・支部も大きな家庭家族 一人ひとりが幸せを感じながら
手を取り合いつながりあい、家庭・次世代の良き「苗代」と
なるように精進させていただきます。

合掌

桜井支部長  川畑浩子