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万陽だより

教会の行事や、青年部、婦人部、壮年部等の各活動、支部でのふれあいや地域との交流などを紹介します。

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2021.7.21



今年は、圧迫骨折で痛みに
耐え忍ぶ数ヶ月を過ごしました。
その際、主人と息子達が
協力してくれたことに感謝していましたが、
回復してくると不足不満に
なってくる自分でした。

ある日、一人の主任さんから、
「膝のサラが割れてしまいました。」
と電話を頂き、とても痛いだろうと、
経験している私は共感することができました。
そして、主任さんとお互いに
「婦人部の頃ようにいかないね。」
と年を重ねていくと共に
体も変化していくことをかみしめました。

主任さんも 私と同じで、
主人は良くしてくれているし、
会員さん宅に用事の時にも一緒に
行ってくれたことが、
有難いと感謝されていました。

しかし、膝が治ってくると、
不足不満になると言って頂き、
まるで私と同じだ、私の鏡だと思いました。

私は以前、教会長さんに教えていただいた、
主人にありがとうと言える自分に
なれるよう努力していることを伝え、
共に実践していくことを約束しました。

主任さんのご主人さんのことを聞いた私は、
とても、有り難く、素晴らしく思いました。

そのことを、法座で
教会長さんに話しました。
教会長さんは、
「主任さんのご主人に伝えなさい。
次に、支部壮年部長さんに伝えるんですよ。」
と言って頂き、その日に主任さんの
ご主人さんに伝えました。

すると、意外や意外、
ご主人さんは、とても喜んで下さり
私は、ビックリと同時に、
喜びが一層ふくらみました。

今まで、陰ながら主任さんを
支えてこられた姿なのだと思いました。
目の前の人の後ろには、
支えて下っている人達がいる。
その人達に喜んで頂けるような
ご縁になることの大切さに
気付かせていただきました。

そして、支部壮年部長さんも
お伝えすると、驚かれ、
なかなかご縁をもつ機会に恵まれなかった
支部壮年部長さんは、
真剣に聞いて下さリ、
喜んでくださってました。

6月の佼成誌に、
『観音さまを念ずる』とあります。
すべての人をお救いしたいと、
すべての人が観音さまと同じ心が
あると教えて下さいました。
支部の皆さんと共に、
家族のような支部に、
なれますよう精進して参ります。合掌

神宮支部 支部長   米田起子