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万陽だより

教会の行事や、青年部、婦人部、壮年部等の各活動、支部でのふれあいや地域との交流などを紹介します。

平成25年3月 行事報告 (-^〇^-)

2013.2.21

奈良支部】感謝の集い (2013/3/24)
      
 「報告とお礼」 (おかげさま)
3月24日、奈良支部感謝の集いでは奉献の儀の担当をさせていただきました。
参加して下さった豆菩薩のみなさん、ご協力して下さった皆さん、ありがとうございました。
こちらの不手際で本番前に練習もしていただけなかったのに、皆さん整然と、
花の色も重なることなくお供えして下さったこと、担当者として心から感謝申し上げます。
また、事前にお願いしていた「おかげさま」をテーマにしたお手紙も数名の方が
持参して下さり、奉献台にお供えさせていただきました。
二部の催しの中でAちゃん(6歳)がそのお手紙を発表してくれましたので紹介致します。
  『ほとけさまへ
かぞく4にんで すごせるということは ほとけさまのおかげだとおもいます。
これからもげんきにいっぱいあそびたいとおもいます。
あと4がつ5にちに おとうとが げんきにうまれたのも
  ほとけさまのおかげだとおもいます。A』
Aちゃんのご両親、もうすぐ1歳になる弟さんが、発表するAちゃんを応援していました。
ほほえましいAちゃんの発表に会場全体が温かくなりました。
他の方の「おかげさま」も一部割愛して、紹介させていただきます。
  『私には主人と息子がいます。そのおかげさまで、毎日楽しく暮らせています。
主人は病気の痛み苦しさに耐え続ける姿を見せて下さっています。
息子からは笑顔でパワーをもらっています。
毎日元気に仕事をさせてもらえているのは、お客さまや仲間のおかげさまです。U 』
  『教えのおかげさま、自分にとって都合の良くない出来事があっても、○(まる)を
  見つけて行こうと思えるようになりました。思うように行かないときの方が多いですが、
  らせん階段を上るように成長していきたいと思っています。I 』
たくさんの「おかげさま」を、本当にありがとうございました。皆さまのお手紙は
法座所ご法前にもお供えし、来月お返しいたします。
今回、奉献の儀の担当のお役をいただき、私は独りでは何も出来ない、支えてくれる方が
いて下さるおかげさまで、「させていただいている」のだと気づかせていただきました。
数十年前、母が導いて下さったおかげさまで、生かされて生きていること、仏の教えの
慈悲の深さを教えていただきました。いま、あらためて感謝させていただきます。合掌(H)
法華経セミナー平日組 (20130321)
     

 

【青年部】(男子部、女子部、少年部)入卒部式 (2013/3/17)
     
  「報告とお礼」
 3月17日(日)に行われた入卒部式には多くの方に参加頂き、
また多くの方の協力によって無事挙行する事が出来ました。
参加、協力してくださった方々、本当にありがとうございました。
式典には少年部、学生部の子ども達が来てくれており
出会えたご縁を大切にこれからの学生部活動を行っていきたいと感じました。
一段と賑やかになった学生部を今後とも宜しくお願い致します。(学生副部長M)

【光年部】歩こう会(2013/3/16)(土)9:30~ 参加者15名

「報告とお礼」
暖かい春らしい日和に恵まれ9時40分に橿原神宮駅を出発しました。
途中、亀が甲羅干ししている和田池を通り、甘樫坐神社、豊浦寺では、
ソムリエの泉会長より説明して頂きました。

甘樫丘 は見晴らしが良く、大和三山、明日香などきれいに見渡せました。
それから、日本三大奇祭のある飛鳥坐神社に立ち寄りました。
昼食は県立万葉文化会館の庭園で満開の梅の花を眺めながら
皆で楽しく頂きました。ありがとうございました。               (光年部長T)

 

本部参拝(スカイツリー見学) (2013/3/14-15)
     
「団参に参加された方の感想」
このたび、奈良教会発足四十周年の感謝の団参で釈迦牟尼仏ご命日に、義母と、
ご本部参拝させて頂きました。体験説法を聞かせて頂き、ものごとをありのままに見ていく
事と、現象の中にありがたい事を見つけていくことの大切さを、学ばせて頂きました。会長先生のご法話では、唯一、人間だけが感謝する事のできる動物で、
人間関係も自然界も、感謝することによって、調和のとれる世界を築いていける事と、
また、今を前向きに真剣に生きる事の大切さを教えて頂きました。私自身も、主人や家族や条件にとらわれずに、その中にありがたい事を見つけるように
なりたいと思いました。両日とも、寒の戻りのような寒さでしたが、心の中は、
春の陽ざしのように、明るく、やさしく、あたたかで、今もその気持ちが続いています。 (E)
彼岸会のご供養 (2013/3/13)
  
  (報告)
彼岸会のご供養が早い時期で、平日であったため、準備が不十分でお手取りも
慌ただしかったのですが、地区の皆さんで心を合わせ、ご供養させて頂けました。
壮年二人が、仕事の合間を縫って来られ、礼服に着替えてお役をしてくださいました。
そして、日頃、教学を学ぶ機会のない会員さんが法座に参加できたことも、
とても有り難かったです。
また、手作りの品を一品持ち寄り、新米主任をあたたかく迎えてくださいました。
ありがとうございました。 (T)
 

東日本大震災慰霊・復興祈願供養(2013/3/11)
           
「体験説法」
東日本大震災から2年を迎えました。3月11日、奈良教会でも慰霊と復興の式典が行われ、
当時、福島で震災にあっていた私は今年も説法のお役を頂きました。
2年前、震災が発生した午後2時46分、私は、会員さんの手取りに向かう車中にいました。
助手席の携帯から聞いたことのない地震速報のサイレンが聞こえたのと同時に、
激しい横揺れに襲われ、両手でハンドルを握ったまま携帯を手にすることもできず、
ドアを開ける事もできない。車中から外を見ると、周りの店舗から多くの人が
外に出てしゃがんだまま、泣き叫んでいました。道路は大きく波打っています。
私は、ただただ、なすすべもなくしっかりハンドルを握りしめ、6分という長い時間が
過ぎていくのを耐えていました。本当に長い横揺れでした。その後、余震が続く中、
福島教会にやっと辿り着くとすでに停電していて、携帯も繋がらなくなっていました。
次の日には、水道も出なくなり、ガソリンも給油出来なくなりました。
支部の主任さんとも連絡が取れず、時間をかけて自宅に向かい顔が見れた時には
抱き合って無事を喜び合いました。当たり前に生活していた毎日が一瞬のうちに、
電気、ガス、水道、電話、買い物すら何時間も並んでもできなくなりました。
又、福島市は放射線量が高く、外出できずに屋内待避の日々が1ヶ月程続きました。
目に見えない、匂いもしない放射能。
いつ水素爆発を起こすかわからない恐怖の中での生活が始まりました。
そんな時、会員のAさんから、ご両親が宮城県の海岸沿いに住んでいて、
地震当初から連絡が取れず、母親は足が悪く走る事も出来ないのできっと
逃げ遅れているに違いないと不安な気持ちを聞かせて頂きました。
私は、聞かせて頂いても、為すすべもないもどかしさでいっぱいでした。
ですが、Aさんのご主人がバイクなら道路も走れるかもしれないと、瓦礫の中、
食料を乗せて宮城へ向けて出発して下さいました。いつもの光景は跡形もなく、
でも、ご両親は奇跡的に助かり避難所に居られました。津波が来ると分かった瞬間
外へ逃げる事は諦め、慌ててお二人とも二階へと上がったそうです。その後、
すぐに津波に襲われ一階は全てのみ込まれたけれど、二階だけは奇跡的に免れた、
あの時、外に逃げていたらきっと命はなかったとのことでした。
Aさんはご両親の無事を喜び、そして、あの余震の続く中、危険をかえりみず、
ご両親を思い一人で安否確認に出かけてくれたご主人に深く感謝されました。
そんなやりとりが昨日のように思い出されます。
震災から二年経った今、振り返ると、震災の中それぞれが自分にできる事を
精一杯させて頂いて共に励まし合いながら夢中で乗り越えてきたように思います。
今、福島を離れた私にできること。それは、震災を忘れない。震災で得たものを忘れない。
そして、以前のように、福島で悩み苦しんでいる人のそばに行って寄り添うことは
できなくなったけれど、今、目の前にいるその人に喜んで頂ける、明るく、やさしく、
あたたかい私になっていくこと。その心を忘れない限り、離れていても、いつまでも、
いつまでも、福島の皆さんと心は繋がっていると信じています。合掌(K)
 【桜井支部】感謝の集い(2013/3/10)
 
 「参加者の感想」
この度、Aさんからお誘い頂き、集いに参加させて頂きました。
体験談を話される方からは、感謝する心が大切ということを感じさせて頂き、
教会長さんのお話では、人の話をよく聞く、傾聴することが大切だと教えて頂きました。
私は、自分の人生をより良く生きるためには、人との関わりが大切だと 頭では
わかっていますが、実践ができているかどうかわかりません。
いろんな人の話を聞き、接し、話し合う時に、感謝・傾聴ということもしっかり意識して、
実践していきたいと思います。また、機会があれば、お話を聞きたいと思います。 (Y)
 「お役者の感想」
次世代をになう豆菩薩たちのお供えの儀が、おごそかで可愛く、
未来への希望の光となって、ご先祖さまに届けられました。
Uさんの体験説法では、ご主人や娘さんとの関わりで、幸福へと変わっていく体験に、
諸行無常と諸法無我の教えの法則をあてはめて、わかりやすく、お話して頂きました。
また、N元支部長さんに、懐かしい思い出話と、感謝とあたたかいお言葉を頂き、
会場には、昔を思い出して、涙する方もおられました。
そして、教会長さんは、四諦の法門の話をされ、どうすれば幸福になれるかを
教えて下さいました。会場は、やさしい、あたたかい空気につつまれました。
ありがとうございました。(実行委員長H)
【渉外部】新宗連奈良県協議会 新宗連結成60周年「奈良県協議会記念集会」」(2013/3/9)
    
 「報告とお礼」
平成25年3月9日(土)に新宗連結成60周年奈良県協議会記念集会が、立正佼成会奈良教会で開催されました。当日は天候にも恵まれ、立正佼成会はじめPL教団、円応教、妙道会、松緑神道大和山など約170名の会員が参加されました。
「平和への祈り」で開会。新宗連の歌「いのち輝く」の合唱に、引き続き、野村悟PL橿原教会長の開会あいさつ、生田茂夫新宗連大阪事務所長の来賓あいさつがあり、DVD「60周年の絆~新たな誓いを」の放映、アトラクションショーとして劇団カッパ座の寸劇と続きました。
そして、法隆寺管長 大野玄妙 猊下が登壇し、「日本人の宗教観」をテーマに記念講演を行われました。大野管長は講演の中で、聖徳太子の生涯や 十七条憲法の「和」の精神に触れながらも、慈悲に満ちた、すべての生きとし生けるものに優しい、理想の平和社会を実現しようという太子の心の叫びであると語り、同時に一人ひとりに対する呼びかけであると強調されました。
最後に東伸吉 立正佼成会奈良教会長の閉会のあいさつで記念集会は盛会のもとおわりました。(i)
創立記念日(75周年)(2013/3/5)
    

  「お役者の感想」
教団創立75周年の式典に参加させて頂きありがとうございました。会長先生より『世界平和に向けて最初にすべきことは、目の前の人と明るく温かい心でふれ合うこと。教えを学んだら隣人や家族といった身近な人への実践が大切です』と教えて頂きました。

また10日ほど前に東教会長さんから頂いた心構えの中でも『人を救い世を立て直す、という開祖さまが佼成会を創立された原点に戻り、人を救うとは目の前の人に安らいでもらうこと:』と聞かせて頂きましたので、その日から家庭で実践しようと努力してみました。

主人や子ども達に「ママ今日から頑張るね!」と宣言したわけではないので、家族が気づいているかわかりませんでしたが式典後、主人に聞いてみると、子どもにも穏やかに接していたり、家族の笑顔も増えて居心地が良いと言ってくれました。期間限定ではないので、これからも続けて行きたいと思います。

このように、毎日を意識して過ごしたり、日常生活に活かせる佼成会の教えは本当に素晴らしいと改めて気づかせて頂きました。ありがとうございました。(M)