立正佼成会は法華三部経を所依の経典とする在家仏教教団です。
奈良県を包括地域とする奈良教会では、天地自然を敬い、神仏を尊び、人の和を貴ぶ古都奈良の地において、地域との交流を大切にしながら、明るく、あたたかく、やさしい人間になることを目指し、日々信仰活動に励んでいます。
そして奈良教会は、地域に根ざす諸宗教との対話を重視した宗教協力や「一食を捧げる運動」を中心とする平和活動にも取り組んでいます。

会員活動紹介 万葉だより

一覧

10月 支部長コラム

お釈迦さまは怠ることなく精進を続けると
「あらゆる苦悩から解き放たれる!」
と今月のご法話の冒頭から力強いメッセージを
私たちに下さいました。
私はこれまで自分なりに精進を続けて来たと
思っていますが、困難な状態や、
苦しい出来事に出会うと弱い自分の心が出てしまいます。
しかし お役のおかげさまで、
その問題から逃げ出すことも出来ず、頬っておくことも出来ず、
ご供養をさせて頂き何とか智慧を頂きたいと念じたり、
周りのサンガに助けて頂いたりしてこんな自分でも
又 それに取り組む努力をさせて頂けます。
会長先生が示して下さっているように
本当は相手を思いやることのできる自分を
思い出し何とか努力をしようとする自分がいます。
そんなことの繰り返しですが教えのおかげさまで
自分の仏性に気づき、相手にも必ず仏性があると信じて
これからも精進を重ねていきたいです。
合掌

西大和支長 吉田祐子

9月 行事報告



 

9月26日

第21回奈良県宗教者フォーラムが西大寺で行われました。

西大寺興正殿において奈良県内の宗教者が集い
法要が行われました。

須磨寺副住職、小池陽人さんをお招きし、基調講演を
頂きました。

「社会活動・福祉の心を見つめる」をテーマに、
神道2名、仏教2名、新宗教1名で
パネルディスカッションを行いました。

 

9月 行事報告



9月22日

吉野支部のお彼岸会が教会で行われました。

今まで地域でご供養させて頂いていましたが、
久しぶりに教会でお彼岸のご供養をさせて頂きました。
地域でさせて頂くと、いつもたくさんの人が参拝して下って
いましたが、教会でさせて頂くと距離もあるので、
どうかな?と思っていましたが、
沢山の方がたが参拝してくださり、
場所がどこであれ、ご先祖さまをご供養させて頂きたい
気持ちがあれば、参拝してくださるんだなと
感じさせていただきました。

参加してくださった方、一人ひとり全員の
お声を聴かせて頂き、とても暖かい
お彼岸会となりました。

 

9月 行事報告



9月14日 豊中教会聖友会指導による
儀礼作法学習会が行われました。

 

9月 支部長コラム

先日ある会員さんから老齢で病気になって
継承して貰える家族もいないので、
ご本尊さまを返納したいと連絡がありました。
話しを聞かせて頂くと教えのありがたさは
解っているけどやむを得ず
ということがわかりました。
が、これからも会員としては繋がって
頂けることになりました。
私は返納ということに申し訳なさでいっぱいになり、
お詫びのご供養をさせて頂いておりました。

 

すると、主任さんから電話が入り別の会員さんの娘さんが
入会したいということでした。
よく話しを聞くと7月に姑さんが亡くなり、
檀家に入っていないのでお戒名を
どのように頂いたらいいかわからないので
佼成会の仏さまを頂いて供養したいという
ありがたいはからいを頂きました。

 

私は会議の中で教会長さんに返納のこと、
入会の事を聞いて頂きました。
教会長さんは、継承にとらわれるより、
今私がふれる目の前の人に教えをどう伝えていけるかが
大切と教えて頂き、入会の事もお導きを難しくしているのは自分で
入会してご本尊さまを頂きたいと
思っている人はいるんですよ。
こちらがネガティブにならない事ですよ。と教えて頂きました。
そのお言葉を頂き返納だと落ち込み、
入会だと喜び、現象に振り回されている自分がまだまだいる事に気づき、
無理だと限界を決め、純粋に会員さんに幸せになって頂きたい。
という思いが足りない自分が見えてきました。

 

佼成9月号会長先生ご法話で「恥じることが轅」ですから
恥じることによって心に内省という犂先が
届き内省を忘れたときには突棒で犂先に
こびりついた土を払うなどして、
智慧(犂)が十全に働くようにすると
よく心(田畑)が耕されるのです。と教えて頂きました。
仏さまに感応道交して頂けるように、
事柄を通して繰り返し心を耕し、
仏性を掘り起こせる私に精進して参ります。

合掌

奈良支部長 川西康予