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万陽だより

教会の行事や、青年部、婦人部、壮年部等の各活動、支部でのふれあいや地域との交流などを紹介します。

平成30年12月行事報告 o(^▽^)o☆彡

2018.12.14



正月準備(2018/12/30)
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法座納め(2018/12/25)
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桜井支部当番(2018/12/24)
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入試祈願供養(2018/12/9)
  
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成道会(2018/12/8)

  
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開祖さまご命日団参(バス4台)(2018/12/3-4)
  
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45周年記念新教会長就任(2018/12/1)
      
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誓いの言葉

中村教会長、ご就任おめでとうございます。

青年部を代表して、誓いの言葉を述べさせていただきます。私は、信仰初代であった祖母の生き様から、人のために尽くすことの喜びや感動を教わりました。私の祖母は、農家に嫁いだということもあり、作った野菜や果物を信者さんに配って回り、食べていただくことが大好きな人でした。自分のことよりもまず人さまのため、時間や労力を惜しみなく使う人でした。私はそんな祖母、そして祖母を支えていた祖父を心から尊敬し、生きる目標としています。

今、本来安らぎの場である家族との関係で苦しむ青年、学校の友人関係がこじれ悩み苦しむ青年、上司や同僚との人間関係がうまく築けず、仕事を続けたくても続けられない青年がたくさんいます。

今の社会はあまりにも豊かすぎるので、一人ひとりの青年が自分の生きていく目的や目標を持てず、何となくフワフワした存在のように見受けられます。しかし、どのような人間もこの世に必要だからこそ、今、ここに存在しているのです。開祖さまは、仏さまの「一大事の因縁」についてのご法話の中で、私たちもそれぞれ果たすべき役割・使命があってこの世に生まれてきたのだと教えて下さっています。

その役割・使命とは、誰にでも当てはまることとして、第一に、何か人のためになることをすること、第二に、周りの人に喜ばれる人間になることです。この2つの果たすべき役割・使命は私が信仰をする目的であり、青年部活動を行う目的と一致します。

私が最も心惹かれ、信仰の本質的な柱としている開祖さまのお言葉があります。それは、「現実に人を救い、世を立て直す」ために立正佼成会を創立されたというものです。開祖さまは、現実に人を救わないのであれば宗教としては無価値だとおっしゃっています。

さらに、「われわれが現実社会で生きている人間である限り、現実社会の真剣勝負によって鍛えられなければ、本当に信仰を深め、人間らしい人間に成長することはできません。目の前に悩んでいる人がいる。苦しんでいる人がいる。その人を法華経の教えに導くことによって救おうと努力する。その真剣勝負を通じてこそ、自分自身も充実し、高められるのです。」とおっしゃっています。

法華経の教えによって、現実社会と向き合い、努力によって救われた青年が、自らの仕事や一食推進運動等の社会貢献によって世界平和に貢献する。まさに、「現実に人を救い、世を立て直す」とはこのことを意味しているのではないかと考えています。

青年部の役割として、一人ひとりと真正面から向き合い、一人ひとりを生かした見方をしていきます。幸せというのは、どこかにあるものを追い求めて得られるのではなく、今自分がいるその場で見つけ出すもの、気付くものです。

青年部では、幸せを感じられない青年と向き合い、とことん生かした見方をしていくことで、問題を否定したり、直そうとするのではなく、そのままを喜ぶことができる人間づくりを進めて参ります。

その具体的な方法として、行学二道の研修を推進して参ります。来年次の具体的な内容は、「行」としての青年一泊錬成、青年部道場当番修行及び一食推進運動、そして「学」としての青年第一課程及び青年第二課程の実施です。この行学二道の研修を通して、自分の悩みに執着せず、己を忘れて他を利する精神をその本質とする菩薩行を実践できる青年を増やすため、全力を尽くして参ります。己のことよりも、まず人さまのことを考える。考えるだけでなく、実践をする。青年部は、そんな互いに人格の完成を目指す集団でありたいと思います。

まだまだ足元にも及びませんが、天国で見守ってくださっている祖母、祖父、そして開祖さまにお誓い申し上げ、誓いの言葉とさせていただきます。

平成30年12月1日

青年男子部長 上村 安男