
10月の佼成を手にし、日頃から読書をしてこなかった私が
コラムは書けないと思ってしまいました。
それは、会長先生から教えて頂くような環境に、
お役が忙しいことを言い訳に
子供達にはしてこなかった自分が恥ずかしくなったからです。
当時の幹部さんから
「子供達は仏さまにお任せして貴女はお役をさせて頂くのよ。
貴女が育てても貴女以上の子に育たないよ。」
と手厳しいお言葉を頂き午前中は9時のご供養、法座。
午後からは手どりという毎日で、家にいる時間がないくらい楽しく
、ありがたく修行させて頂いて参りました。
36年経った現在、2人の娘も教えを頂き、それぞれ3人の孫を頂き、
娘の子育てを側で見ていると孫達を心豊かに伸び伸びと育てている様子が伺えます。
その様子を見て、娘達には留守番ばかりさせてきましたが
、間違いなく仏さまに育てて頂いたのだと実感できます。
年を重ね、少し心にも余裕ができ、
孫たちに本に親しみを持ってもらえるようなふれあいを心がけ、
私自身も読書から学び生活習慣の1つにしたいと思います。
ありがとうございました。 合掌
奈良支部長 川西康予
10月 支部長コラム
2025.11.12
